2026年4月更新 約4,500字 読了:12分
Hyperliquid(以下HL)で取引を始めるにはUSDCをHL上に送る必要がある。ウォレットの準備から国内取引所でのUSDC購入、ブリッジの実行まで、2026年最新の手順をスクリーンショットなしでも完全に再現できるよう解説する。
- 入金の全体像を理解する
- ステップ1:ウォレットを準備する
- ステップ2:USDCを用意する(国内取引所から)
- ステップ3:HLへブリッジする(2026年最新)
- ステップ4:入金を確認して取引開始
- 出金方法
- ブリッジ方法の比較
- よくある質問
入金の全体像を理解する
HyperliquidはDEX(分散型取引所)だ。BinanceやBybitのように「アカウントを作って銀行振込」という概念がない。代わりに「自分のウォレットからUSDCをHL上に送る」という手順を踏む。
大まかな流れは以下の通りだ。
1.ウォレットを用意する

MetaMaskまたはRabby Walletをブラウザに入れる。これが「自分の銀行口座」になる。
2.USDCを準備する

国内取引所(コインチェック、bitFlyerなど)でBTCまたはETHを買い、Arbitrum対応の海外取引所またはブリッジ経由でUSDCを入手する。
3.HLへブリッジ(入金)する
HLの公式インターフェースから「Deposit」をクリックし、USDCを送る。2026年現在は20以上のチェーンからダイレクトに入金できる。
4.取引開始

入金確認後、すぐにパーペチュアル取引やスポット取引が可能になる。
2025年12月の重要アップデート: HyperliquidはArbitrumブリッジを廃止し、Circle社のCCTP(Cross-Chain Transfer Protocol)を採用したネイティブUSDCへ完全移行した。以前は「Arbitrum経由でしか入金できない」という制約があったが、現在はEthereum・Solana・Base・Optimismなど20以上のチェーンからワンクリックで直接入金できるようになっている。
ステップ1:ウォレットを準備する
HLを使うにはEVM対応のウォレットが必要だ。2026年時点で推奨されるのは以下の2つだ。
推奨ウォレット:Rabby Wallet(推奨)
DeBank社が開発したブラウザ拡張ウォレット。MetaMaskよりも直感的なUIと高いセキュリティ機能を持ち、HLコミュニティで最もよく使われている。トランザクションの内容を送信前に詳しく確認できる「セキュリティチェック機能」が特に有用だ。
インストール手順: Chrome Web Storeで「Rabby Wallet」を検索 → インストール → 「新しいウォレットを作成」を選択 → シードフレーズ(12単語)を紙に書いて厳重保管 → パスワード設定で完了。
URL:https://chromewebstore.google.com/detail/rabby-wallet/acmacodkjbdgmoleebolmdjonilkdbch?hl=ja

シードフレーズは絶対にデジタル保存するな: スクリーンショット・メモアプリ・LINEへの送信は全て危険だ。紙に手書きして金庫か安全な場所に保管すること。これを他人に見られた瞬間、ウォレット内の全資産が盗まれる。
代替:MetaMask
世界で最も普及しているウォレット。HLとの互換性は問題ない。すでに持っている場合はそのまま使える。
ステップ2:USDCを用意する
HLへの入金はUSDC(米ドルにペッグされたステーブルコイン)で行う。日本円→USDCへの変換が必要だ。最も現実的な2つのルートを示す。
ルートA:取引所 → ウォレット経由(最も一般的)
①取引所(CEX)でArbitrumを購入

Binanceなど金融庁登録の取引所で日本円からArbitrum(以下ARB)などを購入する。ガス代が安いコインがおすすめ(SOL,Polygon etc…)
②ウォレットにARBを送金
③ウォレットのスワップ機能でARB→USDCへ交換
USDTとUSDCを間違えるな: どちらも「ドルに連動したコイン」だが別物だ。HLへの入金に使うのはUSDCだ。USDTを送ってもHLには入金できない(または余分な手順が発生する)。
ステップ3:HLへブリッジ(入金)する
ウォレットにUSDCが用意できたら、HLへの入金を実行する。
公式ブリッジ(推奨)
1.公式サイトにアクセス
Hyperliquidにアクセスし、右上の「Connect Wallet」からRabby Walletを接続する。
フィッシングサイト対策の為、上記のリンクからアクセスすることをお勧めする。

2.「Deposit」をクリック
画面上部メニューに「Portfolio」→画面右上に「Deposit」ボタンがある。クリックすると入金モーダルが開く。


3.チェーンとアセットを選択
送り元のチェーン(Arbitrum / Base / Ethereum / Solanaなど)とUSDCを選択する。2026年現在、CCTPにより20以上のチェーンから直接入金できる。ウォレットに入っているUSDCのチェーンと一致させること。
4.金額を入力してConfirm
入金したいUSDC額を入力。最低入金額は5 USDC。5USDC未満を送ると入金されずに消失するので注意。金額確認後「Confirm」をクリック → ウォレットで署名。
5.入金完了を確認
通常1分以内にHLのアカウント残高にUSDCが反映される。Across Protocolのような高速ブリッジを使えば5秒以内の場合もある。
入金手数料は実質ゼロ: HLの公式ブリッジは入金手数料をHyperliquidが負担している。ユーザーが払うのはArbitrumやBaseのガス代のみで、通常$0.01〜$0.50程度だ。
ステップ4:入金確認と残高の場所
HLには3種類の残高がある。入金後にどこを見ればいいか混乱しやすいので整理しておく。
| 残高の種類 | 用途 | 入金直後の場所 |
|---|---|---|
| Perps Collateral | 永続先物取引の証拠金 | ✅ ここに入る |
| Spot Balance | スポット取引・出金 | 内部送金で移動 |
| EVM Balance | HyperEVM上のDeFiアプリ | 「Transfer to EVM」で移動 |
パーペチュアル取引をするなら入金後すぐに使える。スポット取引や出金をしたい場合は「Perps → Spot」への内部振替が必要な場合がある。HLのUI上で「Transfer」ボタンから操作できる。
出金方法
HLから資金を引き出す手順はシンプルだ。
1.「Withdraw」をクリック
Hyperliquid の右下「Withdraw」ボタンをクリック。
2.出金額を入力
引き出したいUSDC額を入力。出金手数料として1 USDCがかかる(バリデーターのガス代として徴収)。
3.ウォレットで署名
Arbitrum側の操作はバリデーターが代行するためユーザー側のガス代は不要。通常3〜4分で指定ウォレットにUSDCが到着する。
ブリッジ(入金)方法の比較
公式ブリッジ以外にも選択肢がある。状況に応じて使い分けると良い。
①公式ブリッジ(CCTP)
・速度1〜3分
・手数料入金無料
・対応チェーン20以上
・セキュリティ最高(公式)
②Across Protocol
・速度2〜10秒
・手数料$0〜$1
・対応チェーン20以上
・速度重視の上級者向き
③deBridge
・速度数秒〜数分
・手数料$0.5〜$2
・対応チェーンSolana対応◎
・Solanaユーザー向き
💡
初めての場合は公式ブリッジ一択: Across等のサードパーティブリッジは速いが、スマートコントラクトリスクが公式より高い。初回は公式ブリッジで動作確認し、慣れてから速度重視のブリッジを試すのが安全だ。
よくある質問
入金後に残高が反映されない場合は?
通常1〜3分で反映される。5分以上経っても反映されない場合は以下を確認する。①送ったアドレスがHL公式のものか ②最低入金額の5 USDCを満たしているか ③選択したチェーンとウォレットのネットワークが一致しているか。それでも解決しない場合はHLのDiscordサポートに取引ハッシュ(txハッシュ)を添えて問い合わせる。https://discord.com/invite/hyperliquid
ETHやSOLを直接入金できる?
2026年現在、Hyperunitというブリッジを経由することでBTC・ETH・SOLをネイティブアセットとして入金できる(uBTC・uETH・uSOLとしてミントされる)。ただし初心者はUSDCからスタートする方が混乱が少ない。
KYC(本人確認)は必要?
不要だ。HLはウォレットアドレスのみで利用できる。ただし日本居住者の利用については規制動向を継続的に確認することを推奨する。
入金に失敗してUSDCが消えた場合は?
送金先アドレスが正しければ資金は消えない。Arbiscan(Arbitrumのブロックエクスプローラー、https://arbiscan.io/)で取引ハッシュを検索し、トランザクションのステータスを確認する。「Success」になっていれば入金は成功しているので、HLのUI上でページを更新してみる。
HL Post 限定特典
入金前に必ず使うべき手数料4%割引コード
HLで取引を始める前に、手数料割引コードを登録しておこう。登録するだけでテイカー手数料が永続的に4%割引になる。月100万円の取引量なら年間で数千円〜数万円のコスト差になる。
🔑 HYPERDISCOUNT4
※投資は自己責任。本記事は投資助言ではない。
本記事のデータは2026年4月時点のものです。ブリッジの仕様は頻繁に更新されるため、実際の手順は公式サイトおよび公式ドキュメントで最新情報を確認してください。

